【練習動画】素人がYoutubeを視て「厚み」について感覚を養うコツをつかんでみた。 の解説

練習動画の解説です!今回はAPFacademiesさんのチャンネルの動画でラケットとボールのインパクト時の厚みのコントロールについて勉強してみました!
APFAcademiesのチャンネルへは↓コチラから

https://www.youtube.com/user/apfacademies

ウィンドミルを練習してみてからうまくつかめないことをちょっと悩んでいたのですが、この「厚み」についての理解と感覚を深めて養っていくことでそれこそたくさんの事に応用できる!とたくさんの発見がありました!

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意識しないと変えられないラケットインパクトの「厚み」

ウィンドミルを意識的に活用する動画(詳細は https://tobewinnerho.com/archives/581  にて)でコントロールしにくい、球種を変えられない、うまくスピンがかからない、安定しないなどなどの悩みがあったのですが、それに関してはこの「厚み」に対する理解があまりにも無さすぎる、というのが原因だとわかりました。
この「厚み」に対してスポットを当ててどうして考えてこなかったのだろう、と思うほどたくさんのことに応用できる感じがあり、自分としても大発見でした!
ただ、自分にとってはコレが難しい、というか考えてこなかっただけに感覚的にこの「厚みを変える」ということができていない、その厚みをコントロールすることができない、ということがわかりました。
この厚みの感覚に関しては今回やった練習で感覚をとにかく養い、様々なショットに応用していきたいですね。
最終的な目標はすべてのスイング、すなわちフォア、バック、スライス、サーブ、スマッシュ、ボレーにおいてこの「厚み」をコントロールして行くことができるようになれば様々な場面に対応、また自分の「ニュートラル」となる一番良いスイングが完成に近づくのではないか、その近道になると確信しています!
先に結論になってしまいますがこの「厚み」について考える、そしてこの感覚を高めていくことは非常にオススメです!
まだまだこれから養っていける感覚ですので是非やってみることをオススメします!

スライスの当て方で厚みを感覚的に理解していく

コレに関してはことばでは説明できないので是非動画をみてください。
まず1:14付近で簡単に説明している1分の1 ,2分の1, 4分の1 の当て方を頭の中でイメージしておきます。1分の1が一番厚いあたりで、4分の1が薄い当たりです。
おおよそこの三つに当て方として分けられるか、それの当て方、「厚み」をコントロールできるかが今回の練習の重要な点になります。
2:20付近からスライスでこの1分の1に挑戦していますが、この厚さで当てると僕の場合まったくコントロールできませんでした。そもそも、金子プロほどきちんと1分の1で当てられているかも疑問なくらいこの1分の1、つまりフラットに当てるというのは僕の中に感覚として無い、ということがわかりました。
つまり僕はスピードサーブやスピードボールを打ちたいと思っても打てない、打ちにくいということにつながっていると思います。(実際、激苦手。)
さらに2分の1で打ってみるとコレもまだ厚い方でした。コレでスライスを打つとかなり「良いスライス」つまり攻撃的なスライスになります。試合の中でこのスライスが打てればかなり良いですが僕の中では「入ればラッキー」くらいの確率で、かなりネットが多く、コレをコントロールすることは困難でした。
コレを試合で使おうとはとうてい思えない位です。
4:10付近くらいからが4分の1の厚みで当てているのですがこれが一番しっくりくるコントロールもできるし扱いやすい、普段自分がやっているスライスはこの当て方だな、と思いました。
まずこれだけでも自分はどちらかと言うと厚い当たりは苦手で薄い当たりで当てるのが得意なタイプだということがわかります!
5:15付近ではわざと失敗例をやってみています。
厚みがないとボールは前に飛ばせない(0分の1状態)
また薄苦当てすぎればボールは前では無く上に飛んでしまう(気持ち的には100分の1とか?)
このこともやっておくことで感覚を磨いて扱いやすい「厚み」と厚みのバリーションを増やす努力をしていきたいと思います。

まずはサーブで厚みを変えることに挑戦!

5:47付近からまずはサーブで厚みを変えてみることに挑戦してみました!
が、まずそもそもサーブを1分の1で当てる、ということが僕にはほとんどできませんでした。
ときどきできるのでその感覚を大事にしてその当て方も活用していくようにしたいな、と思います。
最近練習しているトスを前に上げてセンターに打つ感じはかなり1分の1に近い、「厚み」の厚い感じの当たりになるし、トスを少し後ろに下げ(いつもくらいの位置に)ることで厚みは薄くしやすい、ということがわかりました。
あとは意識的に自分で厚みを変えた当て方をして様々な場面で使い分けられるレベルにまで打ち方と感覚をコントロールできるように練習する必要がありそうです。
でもこれは全くできないわけではなく、いくつか実行できるものがあり、感覚的にも「あ、今の感じだな」と思えるモノがありました!
あとはその感じをいつでも引き出せるように練習し、ボールコントロールを磨ければコレを活用することは十分に可能だと思います。
なんとか身につけたい技術です!

ウィンドミルならコントロールしやすい!!

7:54付近からウィンドミルで厚みを変えることに挑戦しています。
コレに関してはもう厚みへの理解があるかどうかで全く違う、ということがわかりました!
たぶん、様々なショットに応用できる「厚み」ですがウィンドミルというスイング方法がかなり「厚みをコントロールしやすいスイング」なのではないでしょうか?
ウィンドミルで1分の1に当てることは無いと思います。ウインドミルのスイングはインサイドアウトでボールの外側を捕らえるのが基本であるので1分の1で当てるといことは考えられないことだと思います。
普段自分がウインドミルで当てるのはおよそ4分の1のスイングで当てている、それがコントロールしやすく、軌道も高めのスピンボールになるので非常に安定しているということがわかります。
しかしそのスイングと同じ打点、同じ入り方で気持ちもっと薄く、自分のなかでは8分の1位の気持ちで当てるとどうでしょう、きれいにアングルショットが打てます!
これは驚きました!自分はアングルショットはどうしても戦術として取り入れたい技術だったのですが色々やってみてしっくり来るモノがなかったのですがこれほどしっくりきたのは初めてです!
4分の1の当て方で相手のバックハンドの高い打点で打たせるような、後ろに下げさせるようなボールをウチ、8分の1のスイングでアングルを打つ・・・こんな理想的な戦術ができるとは思っても見ませんでした。
これはかなりスゴイ技術です!
まだちょっと練習が必要ですがここに2分の1の当て方、少しスピードののったボールも打てるようにしたいと思っています。
1分の1はありませんが、ウィンドミルに関してはこの2分の1、4分の1、8分の1の三つの当て方で3つの球種を得られるように思えます。これだけでかなり戦術の幅が広がります!

まだまだ応用の幅が広い「厚み」

まだやってみていないのですが例えばフォアハンドの
1分の1 (どフラットのスピードボール)
2分の1 (ニュートラルよりスピードのあるスピンボール)
4分の1 (ニュートラルな安定したスピンボール)
が完全にどこからでも打ち分けられればかなり戦術の幅が広がります。
さらにボレーやスライスでもこれを活用できれば・・・・
この「厚み」については正直かなり奥が深いです。
でもコレについて考察して、取り組み、感覚を養うことは絶対にテニスの質を向上させることにつながります!
一度は考えて、実戦してみたい、そうして欲しい概念でした!

APFacademies Youtubeテニス倶楽部のみなさんありがとうございました!