ラケットインプレッションです!今回はTecnifibreさんの T-FIGHT 305 XTCを打ってみました。
完全なミーハー根性です。ダニエル・メドベデフ選手の使用ギアです。スキなんです(・∀・)ヤッホーイ
ちなみに今回はストリングをGOSENさんのG-SPIN3 を48LBSで張らせていただきました。一本張りです。
ヘッドサイズ 98inch2
平均ウェイト 305g
バランスポイント325mm
フレーム厚 21.5 – 22.5mm
ストリングパターン 18×19
握ってみたら実は重いラケット!?こりゃオーバーハードスペッグか!?
持ってみた印象が・・・重ッ!
重さは305gなのでそこまで差があるわけでは無いのでバランスポイントの差でしょうね。5mm、10mmずれるだけでずいぶんなトップヘビーになるのですね!ちょっとびっくり。
さらに18×19のストリングパターンはあまり見かけない密度ですね。コレもやっぱりしんどいラケットなんだろうなと思う理由の一つでした。
フレーム厚はちょっと薄めな感じですかね。ぱっと見、そこまで薄い感じもしないのですが。
色合いがきれいな白で、あぁ、これは白いストリングが似合うなぁと。最近Tecnifinreさんが出したRAZOR CODE やICE CODEがきれいな白なのはコレに合わせるためなのかな、と感じますね。とても似合いそうです!
実際に打ってみた打球感にびっくり・・・
さて、打って見たところ・・・
・・・え?軽い(・∀・)???
や、スイングは重たいです。スイングに入るまでがグッ!っといかないと振り遅れてしまうのでキッチリ入れてグッとスイングを始めないと行けないので一回一回のスイングがシロートのぼくは疲れる(;◇;)やぁ、トップヘビーは大変だぁって思ってたところ...
その打球感ですよ!
打った瞬間・・・え?軽ッ!!!!
なるほど~コレがトップヘビーの良さなんですね~
スイングを始めてしまえば後は勝手にラケットヘッドがスゴイ早さで動いてくれる、おかげでパワーのあるボールがドスピンかかって飛んでいってくれます。
スイングはじめはしんどいけどそっからは非常に楽!ボールに当たってもまったくキツい感じがなく、振動もそんなにない、堅い感じもなく気持ちよくボールを飛ばせます。
トップヘビーという特性、18×19というストリングパターン、その両方の組み合わせの効果なのかわからないですが軽い打感の重い打球の飛びは驚きの連続でした。
フォアハンド、バックハンドともにその特性は十分の感じられました。
フラットドライブ気味の軌道が◎スピン量を増やしてみても・・・!?
ニュートラルに打っているとフラット気味に飛んでいってグッとおちるフラットドライブ気味の軌道になることが多かったので、ちょっと軌道が低いから軌道の高さを上げてみようと思い、スピン強めで打ち出すと今度はバウンド後の弾みがスゴい高さになる。スピンのかかりがものスゴイって事だと思います!
スピン中心のストロークプレーヤーには心強い味方になってくれるラケットですね!
反面、僕にはスライスとボレーが打ちづらく(-_-;)とくにスライスはボールが浮いてしまってなかなか落ち着かないです。これはしっかり練習してアジャストしないと使いこなせないと思いました。
なんだろう、重い、と感じている分手首の固定というかその辺がしにくいのかな・・・
サーブが!!!!
申告なのがサーブです。
正直、しんどい(>_<)
スイングがしづらくてラケットを走らせられない、トスアップのタイミングやら打点にラケットをもっていくタイミングやら、なにやらとにかく合わない感じでした。これはかなり練習しないと調整できないな、と思いました。
個人的にはフラット系の方が打ちやすいのかな、と思いました。スピン系も打ったときのスピン量はスゴかったので使いこなせればスピンも良いのだろうなと思うのですが何せ振り抜けない(-_-;)
で、一番感じたのは結局自分がサーブではラケットヘッドの動きを意識したスイングができていないのだろうな、ということ。
これは僕自身の反省ですね。このラケットを使うことでそのことに気付けました!
このラケットを使いこなせるぐらいラケットヘッドを速く、鋭く振り抜くことができるようにサーブを改善する必要がありそうです!
これはもう、色々なラケットを試す良さですね。様々なことにシロートを気付かせてくれるというのは非常にありがたい!これからもたくさんのラケットを振ってみたいですね。
コストもそれほどかかるラケットではありません!
むしろちょっと安めの値段で安定している印象です。
テクニファイバーさん、ありがとうございました!