【ボレー&サーブ編】CX200 CX200TOUR CX200TOUR18×20 (旧モデルCX200TOUR) ウチ比べてみた!【テニスラケットインプレ動画】解説

DUNLOPさんの2021年新作ラケット CX200TOUR CX200 CX200TOUR18×20 のインプレ動画について解説します!

この動画を気に入っていただけた方は↑よりチャンネル登録をお願いします!

0:00~ 旧 CX200TOUR ボレー
1:53~ CX200TOUR ボレー
4:07~ CX200 ボレー
6:16~ CX200TOUR18×20 ボレー
 8:05~ 旧  CX200TOUR サーブ
9:24~ CX200TOUR サーブ
11:31~ CX200 サーブ
14:07~ CX200TOUR18×20 サーブ
全体を通して

ラケットの性能評価はコチラの記事にて↓

0:00~ 旧 CX200TOUR ボレー

95インチの取り回しもあってボレーをするためにボールの後ろにラケットを持ってく「準備」が早くできていた感触がありました。
反発力で勝手に飛ばすというよりは少し押し込んでやってボールを運ぶことで深いボレーにする事ができるラケットです。
当たり損ないなどが多く飛ばない、ということも多かったためすこし浅めのボレーになってしまうことも多く、正確なボレーをし続けるには少し難しい感触でした。
力は載せやすくフィニッシュになるパンチボレーに力を載せやすい感触です。

1:53~ CX200TOUR ボレー

旧作のCX200TOURと同様、振り回しの良さが有り、ボレーの準備の時間が長く取れ、「正確に当てて行く」ことがやりやすかったように思います。
それでいて旧のCX200TOURとは明らかに違うのはボレーの飛びです。
新作のCX200TOURには旧作と比べると明らかに楽に飛ばすことができます!体への負担が小さく、打球感がより「クリア」になった感触があり、自分の体に伝わってきた感触通りにボールが飛んでくれるため、「このように打てばこのように飛ぶ」という感触が非常に強くコントロールがしやすい感触がありました。
左右へはもちろん、浅い深いのコントロール、さらにボールが浮かないように打ち続けるなどが非常にやりやすくボレーの感触が非常に良かったラケットです!

4:07~ CX200 ボレー

95インチモデルのほうが何故かラケットの振り回しが良かったとおもうので準備して自分のタイミングにしてボレーを待つことは95インチのCX200TOURのモデルの方が良く、98インチモデルのCX200は少しボレーミスが多かった感触はあります。
ですが全体的にCXシリーズはボレーの感覚が非常に良く前述のような打球感のクリアさがボレーのコントロール感覚を研ぎ澄ませてくれ、コントロールしやすいラケットでした。
CX200でもボレーは非常にコントロール感良く、浮かせないようにボレーをし続けることができるとてもボレーの性能が高いラケットだと思います。
CX200TOUR, CX200の両方にいえるのはバックハンドボレーの力が伝わりにくく、もともと苦手なのもあって強く打ち込むことができなかったです。

6:16~ CX200TOUR18×20 ボレー

しんどい ラケットという印象からできるだけ押し込んで、押し込んでという気持ちでボレーを前半はしていたのでかなりボールが飛んでしまって浮いてしまうようなボレーが多かったのですが、実際にはそこまで押し込んだり自分で何かをすることはそんなに強くなくて良く、わりと最小限でも十分であることがだんだんわかってきました。
ボレーに関していえば18×20であることを忘れる位に非常に高いバランスを性能で、かなりボレーに関するこだわりを感じる一本でした。
ストロークがどんどん強く打てるわりにボレーのコントロール性も高めてあるかなりこだわりのラケットだと思いました。

 8:05~ 旧  CX200TOUR サーブ

どちらかというと直線的なサーブで攻撃的にスピードとパワーを載せて打ち出すサーブがやりやすく、弾き飛ばしてスピード感で相手から時間を奪っていくような感触のサーブです。
弾き飛ばしの中にスイング方向をスピンをかける方向に強くする事で回転もかけられますが、どちらかというと球弾きが良く強いサーブになる、という感触でした。
僕のサーブでは少し軌道低めを維持する必要があるためネットに良く刺さっていたという印象です。
ただ全体的には球種・コースともに打ち分けしやすい印象です

9:24~ CX200TOUR サーブ

旧CX200TOURと比べるとふりぬきが明らかに軽く、ボールを掴んでいる、持っている時間を長めに感じました。
旧CX200TOURでもコントロール感は非常に良いと感じましたが2021年発売の新CX200TOURはさらに一歩上をいっています!
サーブのコントロール感に関しては正直大きなレベル差を感じました。
ボールを掴んでいる時間が長く感じるせいか、少し打点、ボールが離れる点とでもいうべきか、その点を前にする事ができ、振り抜きやすく感じました。
旧CX200TOURではネットにかかっていたボールが打点を前にしてもネットにかからず新CX200TOURではもう一押しができ、打点を目にしてもネットを超えていくという感触がありました。
この感触が非常にネットの上のこの辺りを通したい、と思う自分の感覚にマッチしてコントロール感を非常に鋭くしてくれていました。
それでいてボールに対するパワーを載せていく感じ、初速の感じは大きく変化無く、鋭いボールを飛ばしていくことができました。

11:31~ CX200 サーブ

おおよそはCX200TOURと大きくは変わらないのですがCX200により強く回転をかける事ができた感触です!
スイング強度がちょうど良いのか、回転のかけやすさ、上記の振り抜きの良さもあると思います。
非常に回転がかけやすく明らかに強い回転をかける事ができ、大きな差を感じました。
それでいて CX200TOUR と同様にネットをもう少し超えていく「もうひとノビ」もありそのためシビアなコースのネットの上を通し、その上で鋭い回転でボールを落とすことができる、そんな感触でした。
そのためちょっといままでは狙えなかったサイドに切れるスライスサーブや、センターに回転強めで確率が高いわりとスピード感のあるサーブなどが打てるためサーブゲームが非常に優位に勧めることができそうな感じでした。

14:07~ CX200TOUR18×20 サーブ

 面圧の高いモデルなので非常に球離れが良く、かなり弾いて飛ばしてしまう感触でボールをとらえる感触が感じられず、あまり強くスピンをかけることができなかったです。
逆にスピード感のあるボールを打ちたくなるのでわりと厚めのあたりを目指して弾道低めに打ち出していきたくなるようなラケットでした。
おそらくかなり厚めのあたりでもボールにスピンをかけていける、そんなサーブの使い方が正しいのかなと思いますがちょっと自分ではそこまでのサーブは打てませんでした。
弾き飛ばしてのスピンをかけることはできますが、スピードもそこそこでますので十分、とも思いますがその強度でスイングし続けるのもなかなかしんどいレベルのラケットでした。

全体を通じて

ボレーのコントロール感とサーブの回転量が出る感触。
正直ストローク以上にCX200、CX200TOURともに驚かされた性能でした。
ボレーのしやすさもサーブの回転量の強さもCXシリーズ全体にかかわるところですが、これらの性能を引き出しやすいのは僕くらいの筋力・体幹だとCX200あたりかな、と感じました。少しCX200TOURは持ち味を引き出すのは筋力・体幹がもう少し強めのほうが良いように感じます。
また95インチモデルを使ってボレーをするなんて…と思っていましたがほんの少しの差でもインチが小さいからか、ボレーがしやすいようにとても良い調整がされていて非常にボレーをする上でもインチが小さくてもいいバランス性能が出ているという点が印象的でした。

ライザップ

DUNLOPさんありがとうございました!