【ストローク編】CX200 CX200TOUR CX200TOUR18×20 (旧モデルCX200TOUR) ウチ比べてみた!【テニスラケットインプレ動画】解説

DUNLOPさんの2021年新作ラケット CX200TOUR CX200 CX200TOUR18×20 のインプレ動画について解説します!

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1:23~ 旧 CX200TOUR
3:19~ CX200TOUR
5:50~ CX200
10:12~ CX200TOUR18×20
 
 全体を通して

ラケットの性能評価はコチラの記事にて↓

  1:23~ 旧 CX200TOUR

旧モデルとはいえ、ボールのコントロール感が非常に良く、鋭く振れば鋭いボールが飛ぶなどの自分が変えた時の反応の良さが目立つラケットです。
バランスに非常に優れ、さすがの人気モデルだな、と思いました。
2:11のように高い軌道のボールを打つ事もできますが、わりとニュートラルにボールを打ったときには2:38付近のようにスピード感をもったボールを強く打ち出す方が打ちやすいラケットでした。
それなりにスイング強度が強くないと良いボール、コントロールしたボールにならず、スイング強度強めにスイングし続けることが要求されます。

3:19~ CX200TOUR

先述の旧モデルと同じモデルの2021年新作CXです。
まず驚いたのが振り抜きの軽さ、です。明らかに旧作よりも打球感がクリア・軽い打球感になっていてそれでいてボールのスピード感、パワーロス感も無く全体として振り抜きが良くなっていると思います。
実際3:44のように攻撃的な、かつ軌道の低いボールで攻めることもできていました。
前作よりも振り抜きやすさが上昇したと思った理由の一つに「軌道の上げやすさ」があります。
3:47付近のようなかなり高い軌道のボールもコートに収まるように、しかもこういうボールがニュートラルに打ち続けることもできる。
すこしのラケット面や振り抜く方向の調整によってまっすぐに打ち出す事もできるしこういう軌道を上げたボールも打つ事ができる、かなり「自分が決めた場所に自分出決めたボールの球種で打つ事ができる」というまさにコントロールストロークそのもの、 #controlthegame の意味合いを感じることができたラケットでした。
ただバックハンドが飛ばしきれず、短くなることが多く、それを頑張って落とそうとするとすこしオーバーになってしまう、僕のバックハンドの打ち方では少し使いこなすことが難しい感触でした。

5:50~ CX200

8:07のような高い機動のボールを打ち続けられるのが非常に特徴的、しかもCX200TOURよりも明らかにコントロールしやすい感触です!
CX200TOURは僕のスイングではちょっとコントロール仕切れないような時が多かったのですが、それに比べればCX200はCX200TOURよりもアシスト感が強く少し振られて体制を崩したくらいの自分の振り抜きでも深く、強い回転をかけたボールをうつことができました。
ラケットの持ち味を出せるスイング強度がCX200TOURよりももう少しマイルドで、上記のCX200TOURで感じた 「自分が決めた場所に自分出決めたボールの球種で打つ事ができる」 という感覚がより強く感じることができたラケットでした。
CX200TOURで感じたバックハンドの飛ばしにくい感触もCX200ではかなり良くなり、少し軌道を上げて深くまで打つ事ができていました。少し回転を強くしたりしてアングルショットなどを打つほどには回転量をコントロールする、という感触には遠かったのですが練習次第でどうにかなるかもしれないと思いました。(7:24付近)

10:12~ CX200TOUR18×20

このラケットで回転をかけて行くにはちょっと僕のスイング強度では難しい感触でした。
ですが僕くらいのスイング強度でも何発かは良いボールを打つ事はできる、というのが驚きでした!
ここまでの薄さ、18×20の面圧の高いストリングパターンではボールを飛ばす事すらしんどいだろうな・・・と思ったのですがその辺はボックス形状のしなり強めのラケットの持ち味が「あるいって以上のスイングをするととたんにパワーが出る」という特徴が強く出ていて良いボールになることもありました。
打球感もそれほどしんどくなく、この面圧なのに非常に取り回しの良い、体に優しいラケットであることは間違い無いと思います。
その点は非常に驚かされた高性能ラケットです。
ですがそのスイング強度をぼくの体では続けられるワケは無く、しかも軌道は上げられないのでラリーは続かない、といった全体的に僕には扱えない感満載のラケットでした・・・
ただ、CX200, CX200TOURとの比較でバックハンドが一番打ちやすいのはこのラケットでした。
あまりスピンをかけられていないのでドンピシャだったのかもしれません。

全体を通じて

#controlthegame の言葉の意味を強く感じさせられた感触でした!
前述の通り 「自分が決めた場所に自分出決めたボールの球種で打つ事ができる」 というコントロール性能の高さには目を見張るモノがあったと思います!
ボックス形状、しなり強めのラケットのとして「ある一定以上にスイング強度になるととたんにパワーが出る」という特徴を持っており、僕の場合CX200TOUR、CX200TOUR18×20ではその持ち味を出し切ることができず、CX200くらいのスペッグ、厚みがあれば持ち味を感じることができると思いました!

ライザップ

DUNLOPさんありがとうございました!