【一般購入者だけどスピード感重視!】DUNLOP 2020年8月発売の新作ラケットFX500 TOUR のラケットインプレッション!ダンロップの新作ラケットを早速打ってみたら素人の軌道はこうなった!【インプレ動画解説】

ダンロップ 2020年8月発売の新作ラケット FX500TOURのインプレ動画について解説します!

0:00~ フォアハンド
1:34~ バックハンド
3:31~ ボレー
4:41~ 相手側視点
 6:56~ デゥースサイドサーブ
8:23~ アドサイドサーブ
 全体を通して

  0:00~ フォアハンド

前情報ではダンロップシリーズはコントロールのCX、スピン量のSX、そして今回がパワーの「FORCE」を冠したFXのシリーズとなり、一番パワーを持っているラケット、というのが前情報です。
中でもFX500 TOURは98インチ305gと競技者思考のラケットになっています。
実際に打ってみた感じはまずよく飛ぶ!なので軌道を高めにしすぎるとちょっとオーバーアウトが増えてしまいます。0:15付近でちょっと合わせただけでストレートにボールが飛んでしまっていますがほとんどスイングできていないにも関わらずわりと深くまでボールが飛んでいる感じが伝わるかと思います。
そのあとの0:19付近で一球あたりがおそらく一番良い軌道での高さで、このくらいの軌道で打ち続けることができれば割と鋭く、深いボールでラリーをして行けると思います。
軌道は全体的には少し低めの軌道が良いのだろうと思いますが、あまり低すぎてもネットにかかってしまうのである程度は軌道を上げたいところです。
そのため、フルスイングしてそのスイングの強さをできるだけスピンの方向、下から上のに鋭くスイングすることでパワー感、スピード感を損なわずにある程度軌道を上げた位置でラリーができるようになりました。
振れば振るほどスピンをかけることができ、さらにスピード感が損なわれない感じが非常に気持ちの良いラケットですっ!

1:34~ バックハンド

あまりスピンをかけることが得意では無いバックハンドなのですが、そこが自分とはドンピシャだったかもしれません!
1:45付近のように軌道は低めですがしっかり深く行く感じが非常に心強く、楽に、自然にこの感じのボールが打てます。
1:59付近からの二球のように少しスピンを強めに打つ事でサイドに切るボールも打ちやすく、コントロール性能の高さを感じました。
FXはパワーがフォーカスされがちですが、このドンピシャに合うと操作性がとても高くて感覚があったときのコントロール性能も目を見張るモノがあると思います。
感覚的には自分のバックハンドスピンとはものすごく感覚が合うせいか、過去に使ったことのあるCX200に近いコントロールのしやすさがあった気がします。
またバックハンドスライスも飛びが良いので自分のあまりにもヘタクソなバックスライスでもしっかり深く返せていました。
ちょっとスライスが浮いてしまう感じもあるのでそこを抑えるように練習する必要があるなと思います。

3:31~ ボレー

反発力の強いラケット、という感じで深くボレーをし続けるのが非常にやりやすいラケットでした!
チャンスにしっかり打つときには力強いボレーも打てるしボレーのメリハリ、コントロールがとてもやりやすい!
打ち分けがしやすいのはコントロールのしやすさでもあるのでボレーでのミスがかなり減らせそうなイメージです。
また、今までちょっとボールに対してちゃんと合わせないと飛ばなかったローボレーがラケットの飛びが良くなったら本当に少し合わせてあげるだけでしっかりと飛ばせ、少しサイドスピンをかけることができるのでローボレーの確立もかなり高くなったように思いました。

4:41~ 相手側視点

相手側視点で見ると軌道が低く、時間が奪われている感じが非常に良く伝わってきていますね。
低すぎてネットにかかる感じも多いのでもう少し軌道は高い方が良いのかなと思いますが、軌道を高くしてコートに収めるためには回転量が必要になります。
このラケットの最大の特徴はそこで、その回転量を強くするために思い切り振り抜きたくなるのです。
スピン量を増大させるために振り抜いて振り抜いて、スピン量を増やすのですが、そのスピン量に応じた「失速感」が無く、スピードそのままにスピン量を増やしてコントロールできる。
なので自分のようにフルスイングし続けたいけどフルスイングしてもボールがつぶせるわけでは無いタイプのプレーヤーには非常にコントロールしやすく、常に振り抜き続けてそれが良いスピードでコントロールできてプレーをし続けられると言うのが最大のメリットだと感じました!

6:56~ デゥースサイドサーブ

サーブでまず感じたのは非常にパワー感のあるラケットだと思った事です。
自分のサーブは遅い、しょぼいで有名なのですが、スピードが乗りやすくて自分でも少しスピードのあるサーブが打てていたような実感がありました。
とくにセンターへパチンと弾いてフラット気味に当てたようなサーブのスピード感、パワー感が非常に良く、驚くようなスピードで突き刺さって居たように思います(7:36付近の一球など)。
弾いて飛んでいく感じですがスピンのかかりも良くて、思い切り振り抜くことで鋭い回転をかけることができるラケットでした。
回転量をかせぐためにはどうしても振り抜く必要はあるので手抜きができないラケット、という印象ですが、振り抜いた分に応えてくれるのは非常に心強いと言えるのではないでしょうか!

8:23~ アドサイドサーブ

8:23の一球目が非常に良い感じですが、この感じが非常に強くてスピン系のサーブがかなり力強くワイドに切れ込んでいくのが非常に気持ちよいです!
僕の場合スピン系をワイドに打って相手を追い出したいと思っているのですがどうしてもちょっと軌道が高すぎて相手に時間を与えてしまい、バウンドが強すぎて浮いてしまって相手にたたき込まれることが多かったのですが、このラケットでは少し軌道が低くなりスピード感もあるスピンサーブがたたき込め、少なくとも回り込む隙は与えずに打つ事ができていました。
このサーブが打てるというのは非常に心強いことです!

全体を通じて

始めにちょっと飛びすぎるかな・・・と思ったのですが飛び過ぎるなら少しテンション上げてみるかなと思って48LBSから52LBSで張ってみたところ急に取り回しの良いラケットになりました!
自分でもびっくりするくらいの変化で、コートへの収まりも、飛びのバランスもスピンのかけやすさも段違いでしたね。
およそこのFX500TOURの1番その性能を引き出せるテンションが50LBS前後なのだろうと思います!(ストリングG-TOUR1,僕のスイングスピードによる)
FX500のシリーズの中ではTOURはラケット厚が薄く、フェイスも98インチ、305gとちょっと競技系のスペッグですが、他のラインナップであればもう少し厚みなどもあってジュニアや女性にドンピシャのラケットなのではないかと思います!

ストリングの性能評価はコチラの記事にて↓

ダンロップさんありがとうございました!

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