素人 × DUNLOP 2020年新作ストリング エクスプロッシブ スピン を打ってみた結果の軌道はこうなる!!【インプレ動画解説】

ダンロップ Explosive SPINのインプレ動画について解説します!

0:00~ フォアハンド
1:54~ バックハンド
3:26~ ボレー
4:39~ 相手側視点
 6:32~ デゥースサイドサーブ
8:09~ アドサイドサーブ
 全体を通して

  0:00~ フォアハンド

ダンロップ新作ストリングの8種のうちの4種がポリストリング、その一つ、プログレッシブ スピンを今回は打ってみました。
このストリングは断面が六角形という、スピン特化の断面角形ストリングの中でも少しマイルドな角、割と丸形断面に近い形状のストリングです。
角形ストリングということでまず重みが打球感に加わることが心配されるのとダンロップポリストリング4種の中では2番目の硬さということでその点がどう打球感に出るかと思いましたが意外とその振り抜きは悪くありませんでした。
もちろん少し堅めの打球感で+重みがあるのは間違いないのですが、思ったほどではなく、むしろ打球感固めのおかげで飛びが抑えめであるためにその飛び抑えめの感じでコートへの収まりも良いし、フルスイングしてもしっかりとコートに収まる、さらにフルスイングした分がしっかりとスピン量を増加する方向に作用して、吹っ飛ばず、スピン量を増大させる感じがあってスイングを強くすればするほどスピンが強くなる感じが非常にコートへのおさまりをよくしてくれるストリングでした。
0:22からの2球のような軌道が非常に良くて、エクプロ バイトよりは軌道低めになりますが、むしろ少し攻撃的なボールになって、自分からの視点ではスピードもついていてスピンもかかっているボールであったように思います。

1:54~ バックハンド

バック側でもフォアハンドとほとんど同じような感じなのですが、自分のバックハンドは割とスピンがかかりにくく、スピン量が多いほうではないので弾道はあまり高い弾道ではコントロールができません。かといって低い弾道ではミスが頻発してしまうのですが、そんなわがままをこのストリングは兼ね備えた、自分が安心して通せるネットの上の高さを狙い続けることができるので非常に使いやすいストリングでした。
バックハンドでスピン量をコントロールするなどは自分には非常に難しいことなので、「常に同じ高さを通す」ことが自分の中ではバックハンドが打ちやすい条件なのですが、まさにそこにマッチする、一番安心できる軌道で打ち続けることができるストリングでした。
2:52付近の1級などはちょっと軌道高めですが、このくらいを打ち続けることができる、少しずれて低くなってもコートに収まるので非常に安心感があります。
2:57からバックスライスを打ってみていますが、ちょっとストリングにひっかけるだけで充分にスライス回転がかかり、相手コートで低い軌道をしてくれるので非常に打ちやすかった印象があります。

3:26~ ボレー

ボレーは飛びが抑えめなので逆にちょっと強めにインパクトすることができるため、自分から打ちに行くことができるのが好印象なストリングでした!
すこし抑えめなくらいなので自分が飛ばしたい方向に「押していく」感じおボレーをすることで少し力の乗った、深いところへのボレーになる感じがあり、とてもコントロールしやすかったです。
パンチの効いたボレー、ポーチボレーなどではインパクトしやすく、飛びすぎたりしないので自信をもって打っていくことができました。
また、スピン系ストリングの特性か、少しひっかけてサイドスピンをかけて飛ばすようなローボレーも打ちやすく、ボレーは全体的に打ちやすくて守備範囲の広いイメージでした。

4:39~ 相手側視点

軌道はバイトよりも低めになるのですが、それでも低くなりすぎない感じがとてもよかったです。フルスイングしても飛びすぎることが無く、むしろフルスイングすることでスピン量を強くしてバウンドあとの伸びが明らかに良くなっているのがわかりました。
またスピン系ストリングのわりに少し固めのセッティングなのでスイング強度強めてスピンもかけられるし、チャンスボールなどではしっかりと打ち込みパワーとスピードの乗ったボールを打ってていました。
スピン系ストリングはどうしてもスピードボールを打っても失速感があるのが気になっていたのですが、このストリングはかなりその違和感がなく、スピードボールもスピンボールも両立して打つことができていました。

6:32~ デゥースサイドサーブ

回転をかけやすいのでスライスサーブもしっかり切れてくれるし、先述したボールの失速感を抑えてくれる感じもあるのでスピードサーブも打ち切れる感じがあり、ボールバリエーションの差を出しやすいストリングでした!
センターにパンチ力のあるスピードサーブを打ったり、スライスサーブで外に逃がしたりというサーブの回転のコントロールで色々をかえることができるので相手に的をしぼらせないで、主導権を握っていくタイプのストリングだと感じました。
7:05付近のようにバウンド後にさらに逃げるようなスライスサーブも打ちやすく、また7:25のようなセンターへのサーブも違和感なく打てる、という感触のです。
スピードとスピンが両方使い分けられるのはすごいことだし、このバランス性能はなかなか出せないのではないでしょうか。

8:09~ アドサイドサーブ

スピン系のサーブを主体にアドサイドは打つのが僕のスタイルですが、このストリングで打つとスピンサーブも変化量が多くて非常に安心できます!
しかも飛び過ぎないので思い切り振ってもちゃんとコートに収まり、さらに回転をかけて落とし、バウンド後の変化も大きなモノにする事ができます。
スピードも乗せやすいストリングなのでスピードとスピンによる変化量とこの両方で相手を翻弄する事ができそうです。

全体を通じて

プログレッシブ スピンはスピード・スピンの使い分けが非常にやりやすく、どちらで打っても非常に良いボール、自分が打とうとしたボールを打つ事ができます。
そういう「自分の思ったとおりのことができる」コントロール性能の高さが非常に際立ったストリングでした。
スピンボールとスピードボールを組み合わせて相手に何をしてくるのかわからないような、そういう戦術の組み立てが非常にやりやすいストリングなのだろ思いました!

ストリングの性能評価はコチラの記事にて↓

ダンロップさんありがとうございました!

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