さぁ、自粛からの開放!新型コロナの感染リスクを抑えたテニスのやり方とは?

さて、新型コロナウィルスによる影響でテニスコートが閉鎖、テニススクールも閉鎖となった地域が多くなっておおよそ一ヶ月、5月4日より政府から新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表されました。これによって限定的ではありますが感染者拡大の重点地域を除いて少しずつ生活が元の状態に戻されるような雰囲気が出てきています。まだまだ完全に元通りとはいきませんが・・・
そこで、この政府による「新しい生活様式」を遵守しつつ、今世界の急務である「新型コロナ感染拡大を防止する」という観点にたち、テニスコートでテニスをするという方法をまとめてみました!
まさに「新しいテニス生活様式!」を僕なりに提言します!

※ただし、あくまで一般人が読み解いた「この辺が『常識』と呼ばれるラインじゃね?」という程度のモノですので、必ず居住の自治体の発行しているテニスコート使用、または屋外でのスポーツにおける注意点などを確認して各自の責任においてプレーするようにしてください。

今回参考にさせていただいたのは以下の資料です。これらの資料を読みこんで「感染リスクを抑えてテニスをする」事を考えてみました。
・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 5 月 4 日)
・United States Tennis Association:April 22 「Playing Tennis Safely: Player Tips and Recommendations」
・Tennis Australia:April 4「COVID-19-Community-Tennis-Guidelines-for-Continued-Play-Version-4.pdf」

なんと調べたらアメリカのテニス協会(USTA)とオーストラリアのテニス協会はテニスをする上での一般プレーヤーの提言をしています。日本テニス協会も実は提言らしきモノを出していて、4/8に協会長名で「緊急事態宣言の発令を受けて」というもののなかで「特に非常事態宣言対象7都府県のジュニアを含む選手とテニス愛好者の皆様にもテニスの自粛をお願いします。」としていてできる限り自粛、つまりプレーしない方が良いでしょうという感じですね。

さてこのあたりをまとめて、「新しい生活様式」が実行されるようになってからのテニスのやり方についてまとめてみました。

テニスをする前に(計画段階)

・自治体ごとのテニスコートの使用が許可されているか、また、使用するテニスコートごとに設定されている使用上の注意点を確認する
・プレー予定メンバーに2週間前から検温、体調管理をお願いする
・プレーメンバーはできる限り家族等、普段から生活を共にする者とする。重症化しやすい者とはプレーしない
・テニスコート使用者が少ない時間帯を選択し予約する
・14日以内に海外または特定警戒地域への来訪歴がある者、その者と接触をしている場合はプレーしない
・プレー人数は1コート4名ほどになるようにする

とにかく、「不特定多数とプレーしない、できるだけ他人と近づくようなことの内容にする」のが原則ですね!
また、わかりやすい「感染の可能性を持っている」人はプレーしないようにしましょう。特定警戒地域へ行っただけで感染拡大リスクを持つ者であることを意識する必要があるようです。

テニスコートに行く前に

・検温、体調管理を行い、体調が優れない、発熱等の症状がある場合にはプレーしない
・時間ギリギリに行く
・飲み物を持参する、用意する
・出発前に手洗い、消毒を行う
・テニス用具の消毒を行う
・新品のグリップ、ボールを用意する
・公共交通機関を利用しない

これはもう、キツいですね・・・
公共交通機関を利用しないあたりですでに難しいです。

さぁ、テニスをプレーしよう!

・プレーヤー間隔を2m以上保つため、ハイタッチや握手などは行わない
・ダブルスは接触しやすいため、行わない。シングルスのみ。
・新品のボールを使用する。
・チェンジサイズを行わない
・ボールを直接手で触らないように極力ラケットだけで触るようにする。
・マスクを着用してプレーする
・プレー中は手を洗うまで手で顔に触れない
・顔に触れた場合は手を洗浄してからラケット等に触れるようにする

や、もだいぶ怪しいです(・∀・)
手で触れなきゃトス上げられないですねー。
まぁ、できなくは無いけど・・・ですね。
特に他のコートから流れてきたボールについては注意が必要になりますね。逆にボールが流れたときに他のプレーヤーがボールを手で送らないことについては激高しないで「仕方ないこと」と認め合うようにしないと行けませんねー。

テニスが終わったら

・即、コートから立ち去る
・念入りに手洗い、除菌を行う
・クラブハウスやシャワールームなどを使用しない
・直帰する
・用具の殺菌を行う
・帰宅後着衣については即洗濯
・帰宅後、すぐ入浴、体の洗浄を行う

終わったら反省会やおしゃべりしないで即帰りましょう、ということですね。
閉鎖空間、密空間になりやすい建物の使用はヤメましょう、というのが大方の見解ですね。

ココには気をつけろ!比較的コロナ感染リスクの高い場所!

新型コロナウィルス感染症対策専門家会議 5月4日の提言によると
・トイレ
・休憩スペース
・ゴミ箱
は感染リスクが比較的高い場所となっており注意するようにしています。休憩スペースはクラブハウスなどは使用しない、ベンチも距離を取る、と言ったところでしょうか。ゴミ箱はマスクなどが捨てられている可能性もあるし、飲み物のカラボトルなどもありますからできるだけ遠ざけた方が良いようです。
トイレは・・・できるだけ使わないほうが良いのでしょうが、全く使わない訳にはいかないこともあるでしょうからできるだけ清潔に使えるように努力するといったところでしょうか。

ここまで徹底したって感染リスクはゼロじゃない!かなり気を遣うし自粛が一番!?

いかがだってしょうか?今回は様々な資料をもとに「新しい生活様式」の中でのテニスをプレーすることについて考えてまとめてみました。
どうしてもテニスがしたい・・・と、自分も思っていますが、かなり気を遣う状況ですので正直かなり面倒ですね(笑)
しかもこれでも感染リスクはゼロではない、と言うのがミソですよね。
やっぱり外出自粛、が一番良いのだと思います。
それにこれらのレベルを保とうとするとそもそも大会はできないし、テニススクールもダメですよね。
いま、感染する事は自分自身を、家族を命の危険に晒すことになりますし、社会的にはかなりの迫害を受けるような状況になっています。もちろん、あってはいけない事なのですが・・・
医療飽和の現状では感染することは命の危険をかなり伴います。まだ治療薬や症状緩和薬も完全ではないし供給量も十分ではありません。
まずは自分自身が「感染しない」ことで守れるものがたくさんある、ということを自覚し、今はしっかり自粛する方が良い、と僕は思います。
またいつか気持ちよくテニスコートで笑い合える日が来る、その日を待って僕は今日も素振りと体力作りに励もうと思います。

※繰り返しますがココに上げたのはあくまで参考にまとめたも
のですのでもしプレーなさる場合はご自身の責任において十分
に感染拡大対策を行った上でプレーをお願いします。

とにかく、この騒動が一刻も早く落ち着くことを祈るばかりです。