LUXILON ELEMENTのインプレ動画について解説します！
0:00～ フォアハンド
1:58～ バックハンド
3:15～ ボレー
4:08～ 相手側視点
5:39～ デゥースサイドサーブ
7:16～ アドサイドサーブ
全体を通して
0:00～ フォアハンド
錦織プロが使用しているということで話題のストリング、ルキシロンのエレメント！同じくルキシロンの4Gからストリング変更してだいぶ経ち、錦織プロの使用ストリングとして名を馳せています。
打球感は柔らかく軽い。
とにかく軽く振りぬくことができてそれでいて楽に飛ばす事ができる。
そういう印象のストリングです。
0:18の一球のような飛び出し、初速があって楽に深く飛ばす事ができるストリングで、軽い打球感のおかげで振り抜きも良く、よりスピンをかける方向にスイングをしてグイグイ振り抜きの良いスイングのスピンをかけていくことができます。
僕のなかではとにかく「すごく飛ぶ」という印象です。軌道を上げようとすると0:30付近からの２球のように飛び過ぎてしまって深くオーバーアウトになってしまう、また軌道が高くなりすぎてしまう、といったコントロールの難しい感触でした。
スピンは一生懸命かけるスイングをしてみていて、スピンがかけにくいワケでは無く、むしろ軌道を見るとしっかりとスピン量はかせげているように見えます。
打っていてもスピンがかけにくいという感じではなくむしろ軽い打球感のおかげでグイグイスピン方向に振り抜くことができてスピンはかけやすいんじゃ無いかと思います。
ただ、飛びの良さを抑えるほどのスピンを僕がかけられないのと飛びの良さのおかげかボールの軌道が上がりすぎてしまう、という感触でした。
0:42のような割と直線的なボールを打ってナチュラルなスピンがかかって落ちていく、という軌道が一番扱いやすいのかもしれません。
1:58～ バックハンド
2:26のようなわりと直線的なボールのほうが打ちやすい、と思いました！
このストリング、僕のバックハンドには合っていたかもしれません！あまりスピンがかけられないのでバックハンドはちょっといつも軌道が低くなりがち、とはいえあまり低すぎてもネットが増えてしまうのでできるだけ軌道は上げたい、というのが正直なところですが扱いやすい軌道で打ち出し続ける事のできるストリングでした。
低い軌道になりすぎないように高めの軌道でまっすぐに打ち出すと気持ちよく飛び出してくれ相手コートでぐっと落ちてくれ、コートに収まるとても気持ちの良いストリングでした。
3:15～ ボレー
ボレーは3:24付近のような縦面でパンチを効かせたボレーが非常に打ちやすく、パワーとスピードが載せられて「決定力」のある感じがしました。
力を載せやすい、と言うのが一番の印象ですこし押してやるだけで強いボレーが打てる、という印象のストリングでした！
それでいて自分がサービスライン付近に立って奥にボレーを打つ感じでも軽い打球感なのにしっかり飛んでくれるので非常に打ちやすく、勝手に飛ばしてくれる分あまり「深く運ぶ」ようなことをしなくて良いので左右へのコントロール性も高かったです。
打ち負けるようなことも無く非常に軽い打球感で打ち続ける事ができます！
4:08～ 相手側視点
相手側視点で見てみるとある程度軌道の高いボールがコートに収まるとバウンド後のノビも良く、こういうボールが常にコントロールすることができれば非常にストロークの主導権を握っていくことができるように思います。
少し軌道低めになってもボールのノビが良く、バウンド後のボールにもスピード感があるように感じました。
バックハンドのスピンも安定感が非常に高く、再現性も高いためコントロール感覚が非常に良い、と思いました。
相手側視点で見ていても「ミスしない」という感じがあってそれでいてコースを変えたりもできていたので非常に心強いストリングでした。
5:39～ デゥースサイドサーブ
スイングがとても軽く、振り抜きやすいため回転量をどんどん増やしていくことができるストリングだと思いました！
柔らかく、軽いという性質をもっているので自分の体にはそんなに負担が無くて、振り抜いても振り抜いても軽い打球感でした。
そのうえパンッと気持ちの良い打ち出しで飛んでくれるのでスピード感もあり、自分でも良いサーブが飛んでいる実感がありました。
7:06のように回転をかけて落としつつもセンターにスピード感のあるサーブでエースを狙っていくこともできるかと思いました！
7:16～ アドサイドサーブ
8:04のようにセンターを狙ってスピード感のあるサーブを打ちたくなる感触でした！
これ以降もセンターに向かってスライス気味の回転をかけたボールで打ち込みたくなる打感で、わりとそれが確立高く入っていました。
スピン気味にサーブを打ってもちょっとスピード感があって、それをワイドの方向に打ち続けることと、センターへのスピード感のあるサーブとで非常に打ち分けがハッキリとしていました。
自分のサーブではグリグリスピンがかかるというわけでも無かったので少し軌道は低めの軌道で打ち出すのですが、それでも十分確率は維持できていたと思います。少しネットは多かったけど、十分練習でコントロールできそうな感じがありました。
全体を通じて
ストローク、サーブともに少し軌道低め、でもそのスピード感で相手を追い込んで行けるようなストリングです！
柔らかくて軽い打球感は自分のスイング強度が強いままのプレーをずーっと続けていられるようなプレー持続性もあり、コントロール感も非常に良いです。
それでいてグイグイスピンがかけられるであろう感触もあるのでもっとハードヒットしてグリグリスピンをかけて行くプレーヤーであればもっと持ち味を引き出せるかと思います！
ストリングの性能評価はコチラの記事にて↓
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ルキシロンさんありがとうございました！
