【Tecnifibreラケット完全攻略】失敗しないラケットの選び方!テクニファイバー4種 編!

【Tecnifibreラケット完全攻略】失敗しないラケットの選び方!テクニファイバー4種 のラケット全て打った素人が解説!

2022年夏に Tecnifibreさんから発表となった硬式テニスラケット T-FIGHT305、こちらを打たせてもらうことでテクニファイバーさんのすべてのラケットラインアップ

・T-FIGHT305
・TF-40
・TEMPO
・TF-X1

の最新機種を打たせていただくことができました!

どのラケットもテクニファイバーさんの「個性」を表出させた近年の名作ラケットといえる、逆に言えばテクニファイバーさんのラケットにはとにかくスゴい、高性能なラインナップになっていると言えると思います。

実際にプロ使用ラケットとして有名な選手・プレーヤー使用ラケットが多数ラインナップの中にあります!そこも心躍らされるところですね!

そこで今回は「失敗しないテクニファイバーさんのラケットの選び方」と題してすべてのラケットを打った僕が 初心者 、 初級者 、 中級者 、 上級者 、トーナメントプレーヤーととにかくすべてのプレーヤーに向けたラケットの選び方を伝授したいと思います!

飛び、スピンのかけやすさ、スイング強度などあらゆる面から考察した結果を出していきますので、この評価・比較を読み終えればあなたにピッタリの Tecnifibre ラケットをみつけることができますよ!

    ⇩このページの作者はこんな人です⇩
  • 〇試したストリング実に200種類以上!
  • 〇さらに打ってみたラケットも100種類以上!
  • 〇今年はラケット試打20本を目指します!
  • 〇テニス歴10年くらい。
  • 〇素人が本音で語るテニス用品のブログ運営をしています
  • より詳しい自己紹介は⇩から
  • このブログ記事を書いている人のプロフィール

このページの作者はこんな人です⇩(公式プロフィール)
http://tobewinnerho.com/introduction

〈目次〉
●飛びの良さ・パワーで比較
●スピン量の強さで比較
●コントロール性能で比較
●打球感のマイルドさ比較

●ストリング・ラケット購入のコツ

⇩⇩この記事に出てくるラケットの軌道はこちらの動画できます⇩⇩

https://youtu.be/Tp2VTA6paZg

コチラでも解説♪ちょっとおまけでちょこちょこ個人的な感想もお話しています♪
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各ラケットの詳しいインプレ・スペッグ・テクノロジーは以下のサイトで確認できます!

飛びの良さ、・パワーで比較

まずはラケット自体の持つパワー、飛びの良さなどから性能比較していきたいと思います。

およそ下記の図のようなパワー感のラケットマッピングになります。

・最もラケットのパワーを感じるのはTempo298
・TF-40はラケット自体にパワーがあるわけではないが自分からのパワーを「伝えやすい」という特徴がある
・T-FIGHT305にはTF-40とおなじ自分からのパワーが出しやすい上に「ちょっとのパワーアシスト」があって一味パワーを加えたボールを打ちやすい
・TF-X1はスイングは軽いのによく飛ぶ、飛ばしやすさを感じる


Tecnifibre さんのラケットの中でまずパワーのあるラケット、ラケット自体にパワーがあって強いボールが自然と打ち出せる感触があるのが Tempo298です!

ボールに対してしっかりと鋭いスイングによって強いパワーを生み出すことができます!自然とスピード感のあって思い、強いボールを低い軌道で打ち出し続けることができる非常に攻撃的なラケットでした!

TF-40 や T-FIGHT305 は自分から振っていくパワーをしっかりコートに収めやすい、という感触のラケットで、パワーが生み出せないわけでは無くむしろ強いスイングでのパワーを余すことなくコートに収められるパワー感があります。

ちょっと自分でスイングしきれなかった時、振り切れなかったときには少しアシスト感の強いTempo298、TF-X1のような飛びの良さが光ることもありますが、常に鋭く振っていきたい方にはTF-40やT-FIGHT305のようなバランスの整えられた飛び性能が活きてきます。

T-FIGHT305とTF-40を比べるとT-FIGHT305mのほうがラケットのパワー、アシスト感を感じられ、少し体勢を崩されたりしてしまったときのいざというときの一発を助けてくれたり、ここぞというときの一撃で決めるショットに「もう一味のパワー」を与えてくれている感覚が強かったですね!

TF-X1はスイングがとてつもなく軽く、打球感がとても軽いのにしっかりと深くボールが飛び続けるというのが不思議な感覚で「楽に飛ばせる」という感覚が強いラケットでした。

スピン量の強さで比較

ラケットが自然とかけてくれるスピン量がどれほど強いかの性能を比較してみると次のようになります。

・Tecinifibre さんのラケットはスピンがかけにくいラケットが無い。
・自分が狙ったときに狙ったようにスピンをかけられることが特徴的


テクニファイバーさんのラケットは全体的に「スピンが自然とかかる」ようなスピンラケットと言えるようなラケットではありません。スピンラケットがラインナップに無いというのも一つの特徴と言えるかもしれません。

ですが「スピンがかけにくい」「回転量がコントロールしにくい」ラケットも無いというのも事実と言えます!

Tempo298 と TF-X1 はすこし球離れが早く、ボールが飛んでしまう感じもあるのですがすっかりと振り切ることでボールを捕らえる時間を少しでも多くすることができれば回転量のあるボールを打ちだすことができます。

T-Fight305 や TF-40 は基本的に強いスイングをしたほうがラケットの性能を引き出しやすく、その分グリグリスピンの要素があるのでしっかり回転をかけたボールを打ちだせる、という感触があります。

全てのラケットにおいて極端に強いスピンを軌道高く打つにはグボールをつぶしたりすることでボールのホールド時間を生み出して回転量を強くするグリグリスピンより薄い当たりで回転を強くかけるチョリチョリスピンのほうが扱いやすいように思いました。

チョリチョリスピンがやりやすく、それでいてコントロールして打つことができる、つまり「ここで!」というときに打てる、というやりやすさがあるのが特徴です。

自分のスイング強度を「スピン」にしたいのか「パワー」にしたいのかそのメリハリがつけやすい、というのは非常に心づよいところだと思いました!

コントロール性能で比較

ボールを思ったところに思ったように打つ、イメージと実際のボールの軌道との差が少ない感じ、思った通りのプレーがしやすい感じの強さで性能を比較すると次のようになりました!

・ボールの強さ、スピードで相手を崩す、相手から時間を奪うプレーがやりやすい Tempo298 、 TF-X1
・精密コントロールで相手を揺さぶりつつ、「ここぞ!」というときの一撃の破壊力が生み出せる T-FIGHT305 、 TF-40


テクニファイバー さんのラケットのラインナップ4種で一番各々の特徴がある、というのがこの「コントロール感」「コントロール性能の高さ」かもしれません。

「コントロール性能の高さ」の逆の方向は決してコントロールできないわけでは無く、微細なコントロール性能よりもパワーで押し込みやすいラケットというニュアンスになっているように思います。

かといってコントロール性能の高いサーブがパワーボールを打てないわけではないです!特にT-FIGHT305 も TF-40も「ここぞ!」というときのキメ球や相手を崩すための強打などもやりやすかったです!

また逆にTempo298 や TF-X1 がコントロールしたボールを打てないなんてことはありません!

あくまでニュートラルなラリーの中で「どんなボールを打ちやすいか」という感触でした。

ただ、TF-40、T-Fight305のコントロール性能に関しては目を見張るものがあります。

18×19というストリングパターンもあって、とにかく面安定性が高く、ラケットがどんな強打をしてもブレることが無く、自分の思ったコースに打つことが本当にやりやすい。

さらにこの目の細かいストリングパターンにも関わらずハードなラケットという感じではなく、扱いやすいラケットであることが最大の特徴といえるかもしれません。

TF-X1はその両方の側面がバランスよく引き出しやすい感触のあるラケットでした!

打球感のマイルドさ比較

・これは伝えたい!どのラケットも「テニス肘持ち」に優しいラケットであること!それでいて性能を引き出しやすい!
・ハードスペックなのに打球感はマイルドで扱いやすい!テクニファイバーならハードスペックの良いところを体への負担なしに使いこなせる!


とにかくどのラケットもテニス肘に優しいラケットで、Tecnifibreさんのラケットはどのラケットもテニス肘に悩プレーヤーの方に強くオススメできるラケットです!

打球感がマイルドであるため体への負担が小さく、テニス肘に悩む僕でも常に振り抜き続けられました!

さらにテクニファイバーさんのラケットの打球感の特徴がもう一つあって「マイルド」でありながらとても「クリア」な打球感である、という特徴もあります。

「クリア」というのは自分の打ったボールがどんな飛び方をするのか、どんな当たり方をしたのか、どんなそういった自分の打球についての情報をラケットを通じて伝えてくれる、その情報伝達が「クリア」でとても精密な情報を伝えてくれるといった感触です。

そのため自分の打ったボールが把握しやすいのはもちろんですが、ちょっとしたミスショットについてもどうしてそうなってしまったのか?が明確になり、修正しやすいという特徴があります。

この「打球感のマイルドさ」と「クリアな打球感」があって非常に振りぬきやすい、というのがすべてのテクニファイバーさんのラケットに共通して言える部分です!

TF-40 と T-FIGHT305 についてはこの打球感こマイルドさのおかげで、ハードなスペッグであるにも関わらず振りぬいていくことでその高いコントロール性能を引き出しやすくなっており、「スイングが鋭い人でないと扱えない」という特徴である18×19のようなメインストリングが18といった目の細かいラケットをそこまでスイング強度が強くなくても扱えるラケットとしてくれています!

これは本当にすごいことで、コントロール性能が非常に高いラケットを初級、中級のプレーヤーでも使っていけるという今までにない感触がありました!

TF-40は常に振りぬいていくことでその性能を余すことなく使っていく感じですが、 T-FIGHT305はそこにアシスト感が少し加わり、より扱いやすく、パワーも出しやすい感触があります。

Tempo298はスイング強度がそこまで強くなくともパワーを引き出しやすく、振った分パワーが乗っていく感じもあり、非常にバランスの良い感触です。

TF-X1はとにかく打球感がマイルドかつ軽いのでどんどん振りぬいていくことができ、スイングを強くすることが苦手なかたでもどんどん振っていける、振っていきたくなるようなラケットでした!

振りぬいた分を回転にもパワーにもして行ける感触があるのでこれから強くなっていきたい、スイング強度を強くしてストロークに自信をつけていきたい!というプレーヤーの方の期待に応えてくれる一本となってくれることの間違いないおすすめのラケットですね!

テクニファイバーのラケットの性能はかなり一般プレーヤーでも扱いやすい

いかがだったでしょうか?
Tecnifibreさんのラケット4本について、一つでも興味の湧いたラケットがあったらうれしいです!

全体的にテクニファイバーさんのラケットは高性能で特に「打球感」については他のメーカーさんのラケットと比較してもかなり高いレベルにあります。

打球感がこれだけマイルドでクリアなラケットはなかなか無いのではないかと!さらにその「打球感」のマイルドさをうまく使ってハードスペッグだけど一般レベルでも扱いやすい、性能を引き出しやすいのが特徴的ですね!

T-FIGHT305 や TF40 についてはスペッグ的にかなりハードスペッグですが、この打球感もマイルドさ、クリアな打球感が一般レベルでもラケットの性能をひきだせる、そういう効果をもたらしてくれています。

本来ハードな打球感で扱うのが難しい18×19などの「コントロール性能の高いストリングパターン」のラケットが テクニファイバー さんのラケットなら扱いやすくなっている、というはラケットメーカーとしてのテクニファイバーの地位の確立を確固たるものにしている理由の一つと思います。

現に過酷なプロツアーにおいて使用プロが多くなっている、というのが一つの答えと言えるような気がします!

ダニエル・メドベージェフ選手 イガ・シフィオンテク選手 をはじめ男子ダブルス 1位 のジョー・ソールズベリー 選手 女子ダブルス 1位 のエリーゼ・メルテンス 選手、日本の選手でも活躍している女子選手の 本玉真唯 選手 など使用選手が軒並み活躍している選手であることもテクニファイバーのラケットの性能の高さをうかがうところですね!

Tecnifibre のすべてのラケットが初心者・初級・中級・上級の選び方としてどれを選んでも大丈夫、おすすめできる、と自信をもって言えるっていうのが正直なところです!

また一つ良いラケットメーカーさんが世界で活躍していることいをうれしく思います!

オススメのラケットメーカーさんの一つですのでぜひ気になるラケットがありましたらお試しください!

テクニファイバーさんありがとうございました!

ラケット・ストリング購入のコツ!


硬式テニスって案外お金のかかるスポーツ・・・もっとコストを抑えていきたいっ!
そう思う方にはこちらの記事もオススメです!
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下記の記事をご参考ください!知っているのと知らないとでは大きな差が生まれます。

最後までご覧いただきありがとうございました!