2020年高崎オープンを観てきました!プロテニスを観に行こう♪奇跡の2020年高崎オープン編

2020年高崎オープンがスゴイ事に!これは全日本選手権でしょ!

清水善造メモリアルテニスコートという全米オープンが現在のコート、「レイコールド」のまえに採用していた「デコターフ2」という本格仕様のハードコートのテニスコートができて今年度から使用が始まりました。
実はこのコート、全日本選手権が行われる有明でも同じサーフェイスが採用されており、そのため全日本選手権が行われる有明と同じコート。
そのコートでトーナメントが開かれるということでこの社会情勢もあり国外の大会に出られないプロプレーヤーたちが・・・
集結!
大集合!
ものすごいレベルが振り切れた大会に!
もうね、鼻血が出ましたよまぢで・・・

ちなみに今年のJOPは基本的に「無観客」です。
僕はこの大会日程の日にコートを借りていて(JOPの大会だけど市民コートなので占有して無くて空きがありました♪)練習がてら見学をさせていただきました♪

ある程度テニスができるようになってからは「初めて」観たプロの試合

なお、みなさんお気づきのことかと思いますが僕は結構プロテニスプレーヤーについてはミーハーです(・∀・)
今回も一度観たかった選手がたくさんいてホント、天国のようでした♪
特に僕が気になって観ていたのが
今井慎太郎選手
田島 尚輝 選手
福田 勝志 選手
白石 光 選手
松井 俊英選手
高橋 悠介 選手
大西 賢 選手

女子は特に豪華に感じました!
本玉 真唯 選手
高山 千尋 選手
相川 真侑花 選手
瀬間 詠里花 選手
穂積 絵莉 選手
本藤 咲良 選手
鮎川 真奈 選手
牛島 里咲 選手
山口 芽生 選手
西郷 里奈 選手
輿石 亜佑美 選手
桑田 寛子 選手
荒川 晴菜 選手
秋田 史帆 選手

あぁ、もうこれだけでもなんとも豪華な選手陣・・・
他にもジュニアで活躍が目立つ
齋藤、勝見、山口、関口、辻岡
あと久しぶりに名前見たなーとおもった大橋。
もう、目移りしてしまうプレーヤー達でした!

とにかくみんなのプレーを見るのがものすごく楽しかったです

ただ誰にも声をかけたり写真を撮ったりすることはできず・・・
や、できるならみんなと写真撮りたかったですよ。
でもさ、むしろ選手のみなさんに聞きたいんですけど
どのタイミングなら話しかけて良いんでしょう?
試合前なんてゼッタイ話かけられないし・・・
試合終わってもみなさん他の人の試合を熱心に見ているし・・・
なんか話しかけられなくてね・・・

なので(ちょっとだけ)顔見知りの牛島プロとか、受付してくれてた清水綾乃プロとかと話せてホッとしましたよ(・∀・)
ビビリな僕です。

みんなプロのプレーは実際に「観て」こそ感じるモノがあるよ!!

正直、過去になんどか全日本選手権を観に行ったことがある僕は例えば地元のインカレプレーヤーなどが集まる試合もみてその違いがよくわからずにいました。
でもそれは自分のプレーが未熟だったからだと思います。
ある程度プレーができるようになってはじめて、アマチュアと本当にプロとしてプレーしている人との差をものすごく明確に感じました・・・
ここぞと言うときにセンターにあり得ないスピードのサーブを打ったり。
その角度にそのスピードで打てる!?みたいなボールがあったり。
そういうボールの質もそうですが、
もっとスゴイのがその「再現性」いってみればやろうと思った事ができる確率、でしょうか?
例えばですが回り込みの逆クロス。僕は回り込みの逆クロスと言えば相手をその一球で崩すためにとにかく強く、重いボールを打たなければならないと思っていました。
しかしプロはそういうボールも打つけどそれ以上にスピードよりも回転をかけて以下にサイドの短いところ落とせるか、つまりコートから相手をどれだけ追い出す事ができるかというボールを打っているように思いました。
そのボールで相手を崩せなくても追い出しておけば次のボールにオープンスペースができるし、次のプレーで「ストレートに打つ」という有効な選択肢を作ることができる。

これは一例ですがこのような「自分が思っているプレーと本当に有効なプレーの違い」のようなところがたくさんあり、とても観ていてそういう発見があって楽しくなっていました。

海外を拠点にATPポイントを捕っているATPランカーの田島プロや同じくATPでランキングを上げている髙橋悠介プロはホントにスゴい!と、もうよくわからないくらいのボールを見せてくれたし
松井俊秀プロは得意技であるサーブ&ボレーを存分に、ファーストサーブでどんどん前に出る姿勢、リターンからどんどん前に出る姿勢、前に出るためのプレー、ファーストボレーの質の高さをいーっぱい見せてくれて
「プロ」は魅せるのが仕事、というのを感じさせてくれた、まさに「プロの仕事」を間近で観る事ができました。

試合だけじゃない、試合前のウォーミングアップと同じ会場で練習をしている選手に見所が満載

実際プレーを参考にしようと思ったら朝イチで会場入りして選手達がそれぞれ自分の練習相手とウォーミングアップをコートでしているのを見学することをオススメします!
どこの会場でも割とやっているのだと思いますが入場制限がしやすい場所ではなかなか観られないのかもしれませんが会場によって入れるならば練習の様子を観るのがとても参考になると思います。
やっていることはストローク練習、ボレースト、スマッシュ、サーブといったオーソドックスなアップなのですが何度も何度も動きを確認するように練習しているので選手達の基本、意識している事などが見つけられ、また自分と何が違うのか、さっきのはどういう動きだったのかというのを繰り返して観る事ができます。
コレ、ホントにオススメです!僕も実際にボレーやサーブの体の動きを確認し、発見がありました!!
特にストロークではプロの動きを見て「こんなに回転をかけにいくのか!?」というスイングの「ワイパー」の部分の鋭さにびっくりしました!
動画で見ると打ち始めから打ち終わりまでの動きで「おお、なに厚く当てて振り抜いてるんだなぁ」くらいに思うのですが実際に観るとプロのスイングはものすごくワイパースイングの部分が鋭くて早くて強い!
ココが1番アマチュアプレーヤーとは違う!と思いました!
もちろん厚く当てることができる事前提でしょうが、このラケットヘッドの鋭い動きでグイっと持っていけるワイパーの鋭さには感銘を受けました。
おそらく動画では(シャッタースピードなどなどの関係で)速すぎて見えないのではないかと思います。だから動き始めのスタートと動き終わりのフォロースルーしか見えなくてこのシャープなラケットヘッドの動きのワイパースイングは見えない、これはゼッタイに実際に見るしか無いと思いました!

魅せてくれるのだから観に行こう!

全日本選手権という日本でもトッププロのみなさんが集まる大会も間近。
そして日本では女子のITFや男子のチャレンジャーの大会、ATP楽天オープンやWTA東レオープンなどもあります。
もちろん地方に住んでいる皆さん(僕も)にとっては一大旅行になるのは間違い無いことなのですがでもその遠出をするだけの価値はあった観戦でした!
プロ選手に魅了されたし今後の自分のプレーの参考にもなるしなにより「テニスがしたくなる」(笑)
この先またいろんな観戦に行こうと思える日でした!
そうやって観戦仲間も増やして行きたいな、と思います!

今、日本テニスが熱いッ!